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今月の特集
アフリカンプリント特集X:2023年9月30日まで

アフリカンプリントが全品10%OFF!!
 アフリカンプリント布の問屋にて 過去の特集を見る>>

*本稿は2020年4月の「アフリカンプリント特集W」のコラムに加筆訂正をしたものです

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アフリカのと聞いてまず思い浮かべるのはなんだろうか。ボゴラン(泥染め)インディゴ(藍染め)?草ビロード?ケンテクロス? これらの布がアフリカを代表する布であることは間違いないが、大多数の人がアフリカの布と聞いて真っ先に頭に浮かべるのはアフリカンプリント布であろう。

村で、町で、市場で、家で、晴れの場で、アフリカの人々の暮らしを彩る布が、パーニュ(またはパーニュワックス)・チテンゲ(キテンゲ)・カンガなどと呼ばれるコットンプリント布(アフリカンプリント:最近は木綿以外にも化繊のもの等あり)である。ド派手な原色同士の突拍子もない組み合わせと、さまざまなモチーフを貪欲なまでに取り込んだ、何万何千もの模様を持つカラフルなアフリカンプリント布はアフリカにいったことがある人なら誰もが目にしたことがあるだろう。



〜アフリカンプリントとは〜
サハラ以南のアフリカ向けに作られた機械織りの薄手の(木綿・化繊・混紡)にさまざまなプリントを施した布の総称。おおむね原色を多く用いた派手な色と柄のものが多い。ちょっとした晴れ着から普段着、腰布、背負い布、かばん、小物まで生活に密着したさまざまな用途に用いられ、アフリカに行ってアフリカンプリントを眼にしない日は無いというくらいアフリカの人々の生活に欠かせない布となっている。

日本で定着しているパーニュという名称はパーニュ・ワックスを省略したものである。パーニュ(pagne)はフランス語で腰巻き(布)などを意味する言葉で、仏語圏西アフリカではワックスプリントに限らず大きな布をパーニュと呼ぶ。パーニュワックス(アフリカンプリント布=日本で言うところのパーニュ)は通常2ヤード=1パーニュ=約180pという単位で売られている。

以前はワックスプリントがほとんどであったが近年安価なファンシープリントも増えてきている。

*写真:アフリカンプリントのトップブランド「ヴリスコ」の看板(トーゴ)

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〜アフリカンプリントの歴史〜
週に一度の市にはおしゃれ着で(ニアメ・ニジェール)現代アフリカを象徴する布ともいえるアフリカンプリントであるが、実はその多くがアフリカ大陸以外の地域で生産されアフリカに輸入されていることは意外と知られていない。またアフリカンプリント布のそもそものルーツが、これもまたアフリカ大陸外のジャワ(インドネシア)にあること... 

中略:「アフリカンプリントの歴史」については「アフリカンプリント特集」その1をご覧ください


...かつては外部のデザイナー(主にヨーロッパ人)が「アフリカ人の好みってこんなデザインだろう」「アフリカらしさってこんな色使いかね」と勝手に決めていたアフリカンプリントのデザインであるが、現在ではデザインや色使いについてアフリカ側から外部の生産地に向けて積極的・主体的な要求が出されるようになり、アフリカンプリントは名実共にアフリカを代表する布となってきた。

 20Cになってからアフリカに広まった安価なアフリカンプリント布は、それまで現地製の高価な手作り布には手を出せなかったアフリカの庶民の暮らし・文化(特に服飾文化)を大きく変えた。アフリカンファッションといってまず思い浮かべる、カラフルで大胆な模様の布を使ったドレスと頭に巻かれたとも布というアフリカ全土に広く見られるファッションスタイル。シャツに腰布というこれまたアフリカ全土で広く見られるスタイルのその腰布。バッグなどの小物。赤ん坊の背負い布。風呂敷代わりにと、現代ではアフリカを訪れてアフリカンプリントを目にしない日は無いというくらい生活の隅々にまでアフリカンプリントが使われている。

遠くジャワで生まれヨーロッパで工業化されたアフリカンプリント布が、現在ではアフリカ・アジア・ヨーロッパなどで生産され、サハラ以南のアフリカの隅々にまで浸透し、アフリカを象徴する布となっていることは、外来のものも、自分たちの好みにあわせ変化させ、貪欲に取り込み自らの文化の一部とするアフリカの人々の力強さ、包容力の大きさを物語っている気がしてならない。

*写真:アフリカンプリントのドレスを着たフルベ人の少女(ニジェール)

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〜アフリカンプリントの現在〜
ジャワ(インドネシア)にルーツを持ち、その後ヨーロッパで大量生産されるようになり、サハラ以南のアフリカの津々浦々にまで浸透したアフリカンプリント布であるが、現在その主な生産地はヨーロッパ・東南アジアから中国に移っている。(布だけではないが)とにかく安い中国製品はすでにアフリカの国々にとって欠かすことの出来ないものとなっている。

アフリカの国々で生産されている現地ブランドも増えてきている。例えばマリのコマテックスやナイジェリアのダビバなどがあるが中でもコートジボワールのユニワックスはアフリカ製プリント布のトップブランドとして知られている。

にんじんを売る少女(カンカン・ギニア共和国)さらに高級品としてはオランダのブリスコなどもあり(西アフリカの都市に行けばたいていはブリスコ生地のゴージャスなプリントドレスをまとったアフリカ美人の大きな広告看板を見ることが出来る)、このように一口にアフリカンプリントといっても、様々な品質・価格帯のものがあり、それぞれの懐事情や用途によって様々な選択肢が用意されている。

余談ではあるが一度ユニワックスやブリスコの直営店に行った事があるがきれいな建物で冷房も効いていてディスプレイもきれいでおまけにテッポウ持った警備員までいて、要するに町の市場で布を山積みして売っているような店とは何から何まで違った。もちろん一番違ってたのは価格だったが。

現代のアフリカンプリントの布のなかには、外国からの訪問者向けにアフリカらしさを過剰に強調したようなものもある(筆者はそれらの布を勝手に「ツーリズムプリント」と呼んでいる。主な産地はセネガル)。太鼓や、踊りや、仮面や、アフリカ大陸や、藁屋根の小屋やバオバブの木など、外国人の目から見て「アフリカらしい」モチーフが主につかわれている。それらの布はアフリカ現地の住民が使うことはあまりなく、観光客用のみやげ物(服やかばんなど)の生地として用いられる事がほとんどである。あるいは、漢字や芸者や浮世絵などがプリントされている過剰に日本を強調したようなTシャツを着るのはほとんど外国人観光客ばかり、ということをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれない。

*写真:バスターミナルでにんじんを売る少女(ギニア)

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〜パーニュ・チテンゲ(キテンゲ)・カンガ〜
アフリカンプリント布はおおむね西アフリカではパーニュ、東・南部アフリカではカンガ・キテンゲ(ザンビアではチテンゲ)と呼ばれている。パーニュ(腰巻という意味)、チテンゲはひとつのモチーフを連続してプリントしてあるデザインが多い。

アフリカンプリント布の問屋ケニア、タンザニアなどの東アフリカで多く用いられるカンガと呼ばれるアフリカンプリントは、布の縁の部分がフレーム状に染められその枠の中に大ぶりの模様がプリントされている。さらに特徴的なことに、枠内下部にはことわざなどがプリントされている。これはスワヒリ語でジナと呼ばれ、そのカンガを着る人から見る人への、贈る人から贈られる人へのメッセージとなることもある(例えば妻が浮気をとがめることわざをプリントしたカンガを着て、それを見た夫が謝罪のことわざがプリントされたカンガを妻に贈るとか)。

アフリカンプリントの柄(模様)は初期にはジャワ更紗の模倣、やがてはアフリカ人の嗜好を取り入れたデザインとなり、その色も原色同士の派手な組み合わせが多くなっていった。そのモチーフは何万何千種類にもおよびとてもまとめ切れないがざっと思いつくだけでも、ジャワ更紗の文様をアレンジしたもの、動物、鳥、魚、草花、木、果物、農作物、日常の雑器、人体のパーツ、アフリカの伝統的な文様を取り入れたもの、アフリカ地図、国の地図、宗教的なモチーフ(イスラム・キリスト教が主)、肖像(特に政治家:選挙の時によく見かける)など枚挙にいとまがないし、同じデザインでも色の組み合わせ(その多くは原色同士の派手な色の組み合わせが用いられている)を変えたりするのでほとんど無限といってもいい多様性を誇っている。

この多様性と、アフリカの風景と人々の黒い肌によく映えるド派手な色使い。アフリカの人々の暮らしに密着したアフリカンプリント布はアフリカを代表する布なのである。

*写真:アフリカンプリントの大型店(ブルキナファソ)

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多少の色味の違い有り
*詳細はお問い合わせください。

アフリカンプリント特集Xは2023年9月末日をもって終了します。
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過去の特集

↓2023年↓
ダホメー王国特集2:23年8月2023年3・4・5月:エボニー工芸特集22023年1・2月:ギニア特集2


↓2022年↓
2022年11月:エチオピア特集22022年10月:アフリカの牛牧民特集2
2022年9月:ナイジェリア特集22022年8月:コンゴ・中部アフリカ特集2
2022年5月:アフリカブロンズ工芸特集32022年3・4月:アフリカの藍染め特集3
2022年1・2月:アフリカのガラス工芸特集2


↓2021年↓
2021年11月:アフリカの彫像(木彫)特集22021年5月:アフリカの皮革工芸特集2
2021年4月:ベナン特集22021年3月:ガーナ特集2
2021年2月:セネガンビア特集U


↓2020年↓
2020年11月:アフリカのアップリケ・その他の布特集U2020年9・10月:アフリカのバスケタリー特集V
2020年4・5月:アフリカンプリント特集W


↓2019年↓
2019年11月:アフリカの彫刻特集U2019年9・10月:アフリカの絵画特集U
2019年5月:藍染め特集U2019年2月:セネガル特集U

↓2018年↓
2018年10・11月:エチオピア特集2018年9月:アフリカのやきもの特集2
2018年8月:アフリカのひょうたん楽器特集22018年4・5月:アフリカンプリント特集3

↓2017年↓
2017年11月:アフリカのアップリケ・その他の布特集2017年9・10月:アフリカの藍染め特集
2017年8月:アフリカの彫像(木彫り)特集2017年5月:アフリカの仮面特集
2017年4月:アフリカの雑貨セール

↓2016年↓
2016年11月:アフリカのガラス工芸特集2016年10月:アフリカのエボニー=黒檀工芸特集
2016年9月:アフリカの絵画特集2016年8月:アフリカのブロンズ工芸特集U
2016年5月:アフリカのバッグ・袋物・帽子セール2016年4月:アフリカンプリント特集U

↓2015年↓
2015年11月:ギニア特集2015年10月:アフリカの皮革工芸特集
2015年9月:アフリカの彫刻特集2015年8月:アフリカのバスケタリー特集U
2015年4・5月:アフリカの砂漠特集

↓2014年↓
2014年11月:アフリカの布特集V2014年10月:アフリカの木彫特集U
2014年9月:アフリカのひょうたん特集U2014年6月:セネガンビア特集
2014年5月:ダホメー王国特集

↓2013年↓
2013年11月:コンゴ河特集2013年10月:アフリカのひょうたん楽器特集
2013年9月:アフリカのやきもの特集2013年5月:ナイジェリア特集
2013年5月:西アフリカの細幅布特集2013年2月:モシ王国特集

↓2012年↓
2012年11月:アフリカの遊牧民特集2012年10月:インド洋特集
2012年9月:アカン系民族特集2012年6月:グレートジンバブウェ特集
2012年5月:ナイル河特集2012年2月:ハウサ特集

↓2011年↓
2011年11月:アフリカの牛牧民特集2011年10月:ヨルバ・エド特集
2011年9月:マリ帝国特集2011年6月:ガーナ特集
2011年3月:ヴードゥー教特集2011年2月:マンデ系諸民族特集

↓2010年↓
2010年11月:アフリカの布特集U2010年10月:トンブクトゥ特集
2010年9月:東・南部アフリカ特集2010年6月:アフリカンプリント特集
2010年5月:ニジェール河特集2010年4月:アフリカのブロンズ工芸特集
2010年3月:コートジボアール特集2010年2月:コンゴ特集

↓2009年↓
2009年11月:サハラ特集2009年10月:ギニア湾諸国特集
2009年9月:アフリカのバスケタリー特集2009年6月:アフリカのビーズ特集
2009年5月:マリ特集2009年4月:ベナン特集
2009年3月:ブルキナファソ特集2009年2月:アフリカの染め布特集

↓2008年↓
2008年11月:ニジェール特集2008年10月:トーゴ特集
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2008年7月:アフリカの木彫特集2008年6月:アフリカの布特集
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