| 王とその紋章 |
紋章の意味 |
事績 |
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初代国王：Gangnihessou
(?） |
鳥(燕雀)は自然界の支配者。彼の行くところすべての小鳥は身を隠す。王国の民は王の太鼓の響く音を聞いたときは王の下に集まらなければならない。 |
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| 鳥(燕雀)とタムタム |
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第二代国王：Dakodonou
(1620-1645) |
火打石が伝えられたのは彼の御世であった。王は義母を藍壺に沈めて殺した。 |
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| 藍壺と火打ち石 |
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第三代国王：Houegbadja
(1645-1685) |
最も賢い魚はけして梁にはかからない。王を罠にかけようとしても王は逃れるだろう。
｢一度罠にかかった魚は二度と罠にかからない。｣ |
ダホメー王国の実質上の創始者 |
| 魚と梁(やな) |
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第四代王国：Akaba
(1685-1708) |
カメレオンの歩みは遅いが必ず木の頂まで登りつく。
いのししは太陽をまっすぐに見れない動物である。アカバ王はけして敵と向き合って話をすることの無い王であった。 |
アボメーから
ダホメーに国名を変更。 |
| カメレオンorいのしし |
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第五代国王：Agadja
(1708-1832) |
アガジャ王は最初にウィダの船を奪った(ウィダを攻略した)王である。王はこれによりその権威を広めた。
｢誰も一本の木を枝ごと火にくべることはできない。｣ |
ウィダ(Ouidah)などの海岸部都市国家を征服。これによりヨーロッパ人と直接交易を行えるようになり王国は栄えた。 |
| 船 |
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第六代国王：Tegbessou
(1732-1774) |
服を着たバッファローの服を脱がすのは難しい。
｢余はすでに王座にあり。汝らに余を王座より降ろす事はできぬであろう。｣ |
母后がダホメーにヴォードゥン信仰をもたらした |
| 服を着たバッファロー |
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第7代国王：Kpengla
(1774-1789) |
｢水の中の石はけして寒さを怖れたりしない。｣ |
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| 鳥(燕雀) |
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第八代国王：Agonglo
(1789-1797) |
｢ヤシの木に雷は落ちるがパイナップルの木に落ちることは無い。｣ |
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| パイナップル |
| ?? |
第九代国王：Adandozan
(1797?～1818?) |
?? |
暴君であったためダホメーの歴史で語られることが少ない。
(歴代の王に数えられないことが多い）。 |
バブーン・胃袋・口
・トウモロコシを握った手
・日傘 |
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第九(十)代国王：Guezo
(1818-1858) |
余は狩人の王なり。「Gue(鳥の一種)」の尾羽は火の様に赤いが森を焼くことは無い。
強く大きいバッファローは障害に出会うことなく町を横切る。 |
ダホメー王国最盛期の王。 |
角で突かれた
バッファロー |
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第十(十一）代国王：Glele
(1858-1889) |
余は鋭い牙と爪を蓄えている。我が父が退けし敵が再び余の国を侵すことあらば、森の中で獲物に襲い掛かる獅子の如く、敵を殺すであろう。
｢一度耕した土地で反乱を起こさせることはけして無い．」 |
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| ライオン |
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第十一（十二）代国王：
Behanzin
(1889-1894) |
怒り狂った鮫は海を濁らせる。
宇宙はその手に大地の卵を持つ。
余は全黒人の王である。 |
実質上ダホメー王国最後の王。 |
| 鮫と卵 |
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第十二（十三）代国王：
Agoli-Agbo
(1894-1900) |
ダホメーは困難によろめいているが倒れてはいない。 |
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| 足・砂利・弓とほうき |
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ダホメー王国とは17世紀初頭にアボメーを首都として、西アフリカ
の奴隷貿易に手を染めることとなった。奴隷と交換した銃器を使い近隣諸国で奴隷狩りを行う、その奴隷をさらにたくさんの銃と交換するという交易システム、軍系統に基づいた行政システムがうまく機能し、王国は西アフリカ屈指の軍事力を誇る強力な王国に成長し、第九代
ダホメー王は国家そのものであり、王は国民に対して直接的な支配権を持つなど、アフリカ(少なくとも西アフリカ)の王国の中では他に例を見ないほどの絶対的権力を持っていた。王と王家の繁栄、つまりダホメー王国の繁栄を維持するために毎年多数の生贄(人間：戦争捕虜などを用いた)を捧げる儀式がおこなわれていた。アボメー市にある旧王宮をそのまま用いた歴史博物館内に生贄の儀式に用いられた建物が現在も遺されている。
ベナンの工芸品としてもとっも有名なものに極彩色の
