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なんとも不気味な骸骨像。頭の前後に顔がついている非常に珍しいつくりのものです。
ナイジェリアのジュクン人またはティブ人のもので、祖霊像(守護霊像)として、もしくは葬送儀礼に使われたものと思われます。
落ち窪んだ眼窩に歯を剥き出したしゃれこうべ。両手でもうひとつのしゃれこうべを抱え、髑髏の上に腰掛けています。妖気をまとったような迫力が宿ったアフリカ美術の傑作です。
意外に聞こえるかもしれませんが、アフリカの彫刻には骸骨をモチーフにしたものは少なく、その点でも非常に珍しい作品といえます。
*全体に顔料剥離あり |
・民族 |
ジュクンorティブ |
・原産地 |
ナイジェリア |
・原材料 |
木 |
・サイズ |
49p×16p×16p |
・重量 |
1.2kg |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
1 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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ジュクン:ナイジェリア東部およびカメルーン北西部に住む民族。詳しい起源は不明であるがナイジェリア東部ベヌエ川流域に王国を築いた(14C頃には建国されていたと考えられている)。
ジュクン王国は16Cには一時ハウサ諸国のひとつザリアの支配下に入ったものの、16C末には逆にザリアを一時占領するほどの強国になっていた。その後ジュクン王国は19C初頭にソコト帝国によって滅ぼされるまで同地域に存続していた。
ティブ:主にナイジェリア南東部ベヌエ川流域に居住する民族。カメルーンにも居住している。ナイジェリアでは人口の2.5%を占め、カメルーン側と合わせると600万人近い人口を抱える。ニジェール-コルドファン語族ニジェール-コンゴ語派ベヌエ-コンゴ語派に属する言語を持ち、その言語はナイジェリア南東部内陸部で広く地域共通語として使用されている。 |
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