|
女性をかたどった木彫りの像アクワバ。マリのチワラなどと並びアフリカ彫刻を代表する彫像として知られています。
このアクワバ像はこの像はかなり大きく、背中に赤ん坊を背負い、手足も簡略化されずに彫られているばかりか履物まで履いています。
豊かな胸、大きな腹部にたくましい臀部はまさに子孫繁栄の象徴。贅沢なことにケンテ布の褌まではいていますがこれも富の象徴なのでしょうか?
アクワバドールは数多くありますが、この像はそのなかでも非常に良質なものの一つです。
円盤状の頭は月と女性性(月の満ち欠けと月経周期の関係から世界中の多くの文化圏で月と女性は結び着けて考えられてきました。)を象徴するといわれ、アシャンティの女性は少女の頃からこれらの種の人形を身に着け、多産、豊穣、子孫繁栄などを願ったといわれています。 |
・民族 |
アシャンティ |
・原産地 |
ガーナ |
・原材料 |
木・ビーズ・ケンテ布 |
・サイズ |
49p×20p×12p |
・重量 |
800g |
・送料 |
ゆうパック:790円〜 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
|
|
|
アシャンティ:主にガーナ中部に住むアカン系民族であり同国最大民族
17C末ガーナ中部クマシの王オセイ=トゥトゥがアシャンティの小国家群を統一して、クマシに首都を置くアシャンティ連合王国をつくった。国王は黄金で飾られた床几を持ち、その黄金の床几はアシャンティ民族全体の象徴とされ現在まで受け継がれている。王国は現在まで続いていて首都クマシの王宮には廷臣に囲まれて国王が住んでいる。
工芸技術にも優れアクワバ人形、ケンテ布、アディンクラ布、豊富に取れる金を使った金細工などやアシャンティ独自の様々な紋章を施した工芸品を作ることでも知られている。中でもケンテ布はアフリカの布の中で最高の評価を受けている。
|
|