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アフリカ屈指の彫刻の名手バウレ人による木彫りの占術用容器。
この容器の中にいくつかの金属片と穀物、ねずみを入れ、ネズミが穀物を食べようと動き回る間に動かされた金属片の位置を読んで託宣(神託)を得るものです。
亀が支える九本の脚に載った容器には美しく緻密な文様が刻まれ、三方にヒツジ、レイヨウ、人間の顔が彫られています。
蓋の上に彫られているのは背中合わせに座った男女像。黒光りする木肌も魅力的です。
優美なデザインと精確な彫刻技術。バウレ芸術の粋が凝集したかのような、アフリカ木彫り祭具の傑作です。
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・民族 |
バウレ |
・原産地 |
コートジボアール |
・原材料 |
木 |
・サイズ |
全体:39p×18p×19p
本体高さ:19p
うちのり:9p・径11p |
・重量 |
1.5kg |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
1 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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バウレ:コートジボアールの主要民族のひとつ。彫刻の名手ぞろいのギニア湾岸諸国の諸民族の中でも芸術的に優れた民族として知られ、特に彫刻において非常に多様性に富んだ様式を持っている。なかでも円盤に角をつけたような形のゴリの仮面、眠たげな眼をした女性の仮面、精緻な浮き彫りを施した木の扉などがよく知られている。
バウレの彫刻はスーダンの彫刻とギニアの彫刻の折衷的な様式を持ち、細部まで緻密に彫り込んだ洗練された作品を多く生み出してきた(彫刻文化を持つほかの多くのアフリカの民族と違い、バウレ社会では彫刻師は世襲ではなく個人の意志によって選択される職業である)。また彫刻だけでなく、美しい絣布などの染織工芸、同地域で取れる金を使った精巧な金属工芸などでも知られている。 |
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