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猛々しく振り上げた恐ろしげな尾、威嚇するかのような大きなはさみと口。
迫力ある造形と丁寧なつくりが美しい、サソリをかたどったグルンシの仮面です。珍しく虫がモチーフとなったアフリカ仮面の傑作。
この仮面もグルンシのほかの動物面とおなじく原野の精霊をあらわしたものといわれています。
デフォルメの効いた造形、同心円状に盛り上がった目、表面の幾何紋様(黒白赤で塗り分けらることが多い)などグルンシの動物面の特徴がよくあらわれています。
左のはさみには何かの呪物を入れたと思われる布袋とひょうたんの破片がつけられています。
*顔料剥離・擦れあり。
*独特のにおいあり |
・民族 |
グルンシ |
・原産地 |
ブルキナファソ |
・原材料 |
木・布袋・ひょうたん片 |
・サイズ |
52p×30p×22p |
・重量 |
2.2kg |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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グルンシ:ブルキナファソ南東部、ガーナ北部に住み農耕民族。多くのサブグループをからなる民族集団の総称。白、赤、黒を基調とした彩色を施した仮面を製作することで知られている。
主なサブグループとして、タレンシ、クサシ、コ、レレ、カセナ、ナンカニ、ヌヌマ、シサラ、ヌ二などがある。 |
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