|
アフリカンアートの宝庫コンゴからやってきた、二つの頭(おそらく男女)を持つ人の姿をかたどった、みごとな取っ手付き素焼きの壺。
マングベトゥ人は美しい焼き物を作ることで知られています。首二つのものはあまり見られませんが、首が一つのものはマングベトゥ陶芸の代表的なタイプのもので、水差しや椰子酒の容器として用いられます。
アフリカ彫刻において木彫だけではなく、粘土塑像にも優れた才能が発揮されていることを雄弁に物語る逸品。
細長い頭部はマングベトゥ社会で行われていた頭蓋変工(狭窄)を施した女性または男性を表しているといわれています。 |
・民族 |
マングベトゥ |
・原産地 |
コンゴ民主共和国 |
・原材料 |
粘土 |
・サイズ |
33p×19p×21p |
・重量 |
2kg |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
1 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*製造段階または経年による傷、ヒビ、汚れ等が付いている場合もあります。ご了承ください。
|
|
|
|
マングベトゥ:おもにコンゴ民主共和国北東部に居住する民族。ナイル-サハラ語族に属する言語を持つ。18〜19C頃に現スーダン共和国方面から同地域に移住してきたと考えられている。19C初頭?に同地域に王国を建国したが1880年代に入り北からやって来たアラブ人奴隷商勢力によって征服された。
宮廷美術が発達し、祖先像のほかに美しい彫刻を施した独特の造形(人の形を取り入れたものが多い)の実用品、いす、コップ、楽器などが作れら、特に楽器類はアフリカ彫刻の中でも最も美しいものの一つに数えられている(中でも棹に精巧な彫刻を施したハープギター類が代表的なものとして知られている)。木彫とともに人間た動物をかたどった美しい土器を作ることでも有名。 |
|