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アフリカブロンズ彫刻の最高峰ベニン王国のブロンズレリーフ板の(もちろん)レプリカ。
兜をかぶった二人の兵士の姿が見事な浮き彫りにされています。右の兵士がほら貝を吹いていることから軍楽士か儀仗兵と思われます。
背景の四つ葉の文様は蓮の葉を表し、海神オロクンの象徴でもあります。
アフリカンアートの本には必ずといっていいほど登場するこの種の装飾板のオリジナルは、ベニンのオバ(王)の宮廷の柱を飾るために宮廷お抱えの職人達が精魂こめてつくったものです(16〜17世紀)。
大きく見開いた巴旦杏型の眼、大きく横に張り出した鼻、分厚く肉感的な唇、柔らかな曲線を描く頬やあごに見られる写実性。衣装や装身具など細部をゆるがせにしない緻密な作り。
ベニンブロンズ彫刻のオリジナルを見事に再現した非常に良質なレプリカです。 |
・民族 |
エド |
・原産地 |
ナイジェリア |
・原材料 |
ブロンズ(または真鍮) |
・サイズ |
29p×22p×8p |
・重量 |
3.2kg |
・送料 |
ゆうパック:790円〜 |
・在庫数 |
1 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*製造段階または経年による傷、ヒビ、汚れ等が付いている場合もあります。ご了承ください。
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ベニン王国は現ナイジェリア南西部ベニンシティーを都とし、13Cごろに形成されたエド人の王国。西のヨルバ諸国の文化的、政治的な影響を強く受けていた。
15C半ばに即位したエウアレ王の治世下さらに領土を拡大し、国家組織の整備に努め、その後も英明な君主が何代か続きヨーロッパ人との交易(15C末〜)で栄え、16、7Cには東ギニア最大の国となった。
ベニン王国では宮廷美術が発達し特に青銅彫刻、精緻な象牙細工などがよく知られている。中でもブロンズ彫刻はアフリカ美術史上最高級の評価を受けている。 |
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