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エチオピアからやってきたアンティークのひょうたん容器。ミルクまたは乳製品を入れていたものと思われます。
首を針金を編みこんだかご細工で、胴は革をかぶせて覆って補強(かご編みの表面には乳脂と化粧土を混ぜたものが塗りこめられています)。
そのうえを革のフリンジや金属パーツなどで飾り立てています(蓋もかご編み製)。革のバンドにも何か装飾パーツがついていたようですが残念ながら欠落しています。
壊れやすいひょうたん容器の補強がそのまま美しい装飾ともなっているアフリカひょうたん工芸の傑作のひとつ。
長いあいだ大事に使われ続けてきた、アフリカの日々の暮らしに根ざした器です。
*乳製品容器として使用してきたため独特のにおいがそうとう強く残っています
*内部虫喰いあり。虫の死骸がひょうたんに食い込んでそのまま残っています |
・民族 |
オロモ |
・原産地 |
エチオピア |
・原材料 |
ひょうたん・バスケタリー・革・針金・金属パーツ・プラスチック |
・サイズ |
24p×14p(径) |
・重量 |
340g |
・送料 |
ゆうパック:790円〜 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*天然素材を使って一つ一つ手作りですので、個々の商品に若干の色、重さ、大きさ等の違いが出ることがあります。また製造段階での傷、ヒビ、汚れ等が付いている場合もあります。ご了承ください。
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オロモ:エチオピアの最大民族。エチオピア中部・南部からケニア北東部にかけて居住する。伝統的生業形態は農耕牧畜民。アフロ‐アジア語族クシュ語派に属する言語を話す。近隣のラクダ遊牧民ガブラと牛牧畜民ボラナとは近縁関係にあり、同地域に移住してきたオロモのうち牛牧に特化したものがボラナに、ラクダ遊牧に特化したものがガブラになったと考えられている。
原住地は現エチオピア南部であったが16C以降勢力を拡大し、エチオピアの半分を押さえるまでになった。現在でもアムハラと並びエチオピアで最も人口の多い民族である。 |
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