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アフリカ屈指の芸術民族、ナイジェリアはヨルバ人のみごとな木彫りの彩色像です。
円盤型の台座の上に左手に綱につないだヒツジ(ヤギ?)を、右手には鳥を留まらせた杖を持った身分の高い女性と、その前にひざをつき何かの容器を抱えた侍女の姿。
女性の高く結い上げた髪、顔や上半身の瘢痕装飾、大きなアーモンド型の目、横に広く張り出した鼻等、ヨルバ彫刻の特徴がよくあらわれている美しい顔が魅力的です。
このような複雑な構成の彫刻はヨルバ彫刻の真骨頂。
重く堅い木を彫って、瘢痕装飾や髪の一筋、ヤギの角のような細部までゆるがせにせずに仕上げた腕前は見事の一言です。
ヨルバ彫刻のみならずアフリカ彫刻の傑作のひとつです。 |
・民族 |
ヨルバ |
・原産地 |
ナイジェリアorベナン |
・原材料 |
木 |
・サイズ |
34p×14p×15p |
・重量 |
900g |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
1 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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ヨルバ:ナイジェリア、ベナン、トーゴにかけて居住するアフリカ有数の大民族。11C頃からナイジェリア南西部にヨルバ諸国群と呼ばれる国家群を形成してきた。
イフェに代表される青銅像などの宮廷美術、アフリカ一美しいと言われる藍染布、さまざまな仮面、彫像など芸術的にも秀でた民族。 |
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