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アフリカ美術の宝庫コンゴ盆地からやってきバコンゴのNkisi(呪術師が用いる神像)。
鼻が利き警戒心の強い犬は、悪い精霊を嗅ぎ付け追い払う力があると考えられています。
二頭の犬が腹の部分で合体したような双頭の犬の彫像。今にも唸り声が聞こえてきそうな口、怪しく煌めく二対の鏡象嵌の目が異様な迫力をかもし出しています。
目にはめ込まれた鏡、全身に打ち込まれた釘、両の首に巻かれた布(それ自体も呪物である芯を布で包みねじったもの)などは神像の呪力を強めるためのもの。
呪術師が人々の願い事をきく度に釘を打ち込んでゆき、最後には全身が釘に覆われてしまいます。
牙をむき出し、目を不気味に光らせた猛々しい姿に、邪悪なるものを退ける力が宿った、アフリカの呪術像の傑作です。
*構造上ほこり・汚れがたまりやすくなっています |
・民族 |
バコンゴ |
・原産地 |
コンゴ民主共和国 |
・原材料 |
木・鏡・釘・鉄片・布 |
・サイズ |
78p×22p×30p |
・重量 |
4.6kg |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
1 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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バコンゴ:コンゴ(ザイール)河中下流域に住む農耕民族。アフリカ美術の宝庫といわれるコンゴ盆地の諸民族の中でバコンゴは写実的で豊かな表情の彫刻を作ることで知られている。
Minkisi(複数形。単数形はNkisi)と総称される、全身に釘や鉄片を突きたてた、さまざまな呪術用の神像を作ることでも有名。
コンゴ河下流域からアンゴラ北部にかけて14世紀から19世紀まで続いたコンゴ王国を作った。
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