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アフリカ美術の宝庫コンゴにおいてクバとともに二大芸術民族と並び称されるルバ人の手による木彫りの記録板。
ルカサと呼ばれるこの種の木彫りの板は、ルバ王国の中で大きな力を持った(秘密)結社組織によって用いらてきたものです。
板に固定されたビーズの位置や数、種類によってルバ王国の神話、歴史などが記録されていますが、それらを読み解くことが出来るのは上記の結社のごく一部の上位メンバーだけだそうです。
無文字社会に置いて用いられた様々な記録方法の一例といえる一品。数あるアフリカの木彫り祭具の中でもかなりの変り種です。
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・民族 |
バルバ |
・原産地 |
コンゴ民主共和国 |
・原材料 |
木・竹釘・ビーズ |
・サイズ |
27p×9p×8p |
・重量 |
400g |
・送料 |
ゆうパック:690円〜 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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バルバ:ルバとも言う。コンゴ民主共和国国南部に居住する大きなバントゥー系民族集団。伝統的な盛業は熱帯雨林周辺部のサバンナ地帯での農耕である。バントゥー語族の中でルバ語と特に近い関係にあるルルア、バソンゲ、バルンダなどの言語はルバ語系と呼ばれる言語グループを形成し、コンゴ民主共和国の中で大きな母語人口を持っている。
16〜19Cにかけて同地に栄えたルバ王国を建国した。その彫刻はアフリカ美術の宝庫といわれるコンゴ盆地諸民族の中にのみならず、アフリカ全体でもバクバ(クバ)と並び最高の評価を受けている。女性像、もしくは男女ペア像が支える枕、いすなどの彫刻は特に有名であり、「ブリの名工」「懸崖の髪の名工」(個人名は特定できないが、作品の見つかった場所や、作風などからつけられたニックネーム)などの名人を生んできた。
ルバ彫刻に見られる写実的に彫られた彫像の静謐さをたたえた表情は、全アフリカの彫刻の中で最も美しいもののひとつに数えられている。
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