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妖気といってもいいほどの凄まじい迫力を身に纏ったエコイの革張りの頭上面。
首から顔から角(髪形をあらわすもの)まで全てが革で被われ、獣皮の持つ生々しい質感がなんともおどろおどろしい雰囲気をかもし出しています。
エクペとよばれる宗教結社の儀式に用いるもので、不気味な彫刻が多いナイジェリア南東部の中でも際立ってグロテスクな彫刻。
アフリカの宗教芸術の傑作のひとつです。
*頭頂部前方の角内部の木部が折れていますが革をきつくまいてあるため展示に問題はありません
*角と頭部の差込部分が多少がたつく場合があります |
・民族 |
エコイ |
・原産地 |
ナイジェリア |
・原材料 |
木・革・かご細工 |
・サイズ |
75p×66p×55p
台座径20p |
・重量 |
3.4kg |
・送料 |
送料無料 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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エジャガムとも呼ばれる。ナイジェリア南東部からカメルーンにわたる地域に居住する民族。写実性を出すために表面に獣皮を張ったエコイの頭上面はよく知られている。
エクペといわれる宗教(秘密結社)の儀式に用いる頭上面の製作が盛ん。人面をかたどった仮面は写実的に、動物をかたどった仮面は極端にデフォルメされた表現でつくることが多い。表面に獣皮を張ったエコイの頭上面は、獣皮の持つ生々しいな質感が不気味な迫力を生み、アフリカの彫刻の中で最も凄みのある物の一つと言えるだろう。 |
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