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美しい銀工芸品で世界的に有名なサハラの遊牧民トゥアレグの女性が身に着ける銀・ニッケル合金のペンダント。
厚みのある優美なデザインのペンダントトップに施された文様は歴史、地図、系譜などなど様々な事柄を象徴していますが現在では意味の忘れられてしまった文様も多いといいます。
シルバージュエリー(本品は銀合金)は富の象徴であり、また魔除け、幸運のお守りとしての力があると信じられてきました。
精緻な彫り、象嵌が描く美しい文様、洗練されたデザイン。トゥアレグ工芸の粋を凝らした一品です。
悠大なサハラ砂漠で生まれた優美なデザインと繊細な細工のトゥアレグアクセサリーは、アフリカのみならず世界のエスニック系銀細工(金属工芸)の中でもひときわ目を引く存在です。
＊革製品独特のにおいがします。 |
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トゥアレグ：ニジェール・マリ・アルジェリアを中心に周辺諸国にも居住するベルベル系ラクダ遊牧民。サハラの支配者として畏れらていた一方で、その高度な工芸技術でも名を知られてきた。貴族(トゥアレグの代名詞にもなっている青い衣を身に着けることができるのは本来この階級だけであった。)・家臣階級の下に工人階級があり、トゥアレグの工芸品を作るのは主にこの集団であった。
トゥアレグクロスと総称されるアクセサリー(ペンダント)はトゥアレグの男性の装身具で出身地や所属する氏族など出自を表すために使われた。通常土地の名前を冠して<アガデスクロス>、<ザンデールクロス>というように呼ばれる。 |
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