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「草のビロード」の異名で世界的に有名な、コンゴはクバ人のラフィア刺しゅう布。
ラフィアヤシの繊維で男衆が織った布に、これまたラフィアの繊維で女衆が刺繍を施しパイルじゅうたんのように仕上げたものです
黒と様々な草色からなる美しい幾何文様は様々な物事の象徴や寓意となっています。
*程度の差はありまが、経年による汚れ・すれ・ほつれ・はげがあります。
特に目立つものがある場合はその旨を表記いたしますがそれらの表記がない場合でも上記のような瑕疵がある場合が多いことはご承知おきください。
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クバ:またはバクバ。主にコンゴ民主共和国南東部に居住する農耕民。その彫刻は、アフリカ美術の宝庫といわれるコンゴ盆地諸民族の中にあってバルバ(ルバ)と並び最高の評価を受けている。
17C頃に始まったクバ王国(伝承では93代目の王といわれているシャムバ-ボロンゴンゴ王が実質上の建国者)で宮廷美術が発展し、各王の事績をデザインに取り入れた王の像は特に有名である。またラフィアヤシの繊維から織ったラフィア布の製作でも名を知られている。
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