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アフリカ美術の宝庫コンゴでも有数の彫刻の名手として知られるマングベトゥ人の木彫りの祖霊像。
全身に網目状の模様が刻まれています。
細長い頭部は頭蓋変工によって細長く変形した頭部とその独特の髪形を現します。
重く堅い木の光沢のある質感。切れ味鋭い彫り跡が描く、静けさに満ちた思索的な表情と全体の見事な造形。
小品ですが彫刻の名手の名に恥じない、アフリカンアートの逸品のひとつです。 |
・民族 |
マングベトゥ |
・原産地 |
コンゴ民主共和国 |
・原材料 |
木 |
・サイズ |
26p×9p×8p |
・重量 |
400g |
・送料 |
ゆうパック:790円〜 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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マングベトゥ:おもにコンゴ民主共和国北東部に居住する民族。19C初頭?に同地域に建国されたマングベトゥ王国では宮廷美術が発達し、祖先像のほかに美しい彫刻を施した独特の造形(人の形を取り入れたものが多い)の実用品、いす、コップ、楽器などが作れら、特に楽器類はアフリカ彫刻の中でも最も美しいものの一つに数えられている(中でも棹に精巧な彫刻を施したハープギター類が代表的なものとして知られている)。
かつてマングベトゥには幼児のころから頭を布で固く縛り(?)または板で挟んで(?)圧迫し、頭蓋骨を縦長に変形させるという習慣があり、その特徴的な頭の形は彼らの彫刻作品に顕著にあらわれている。同様の頭蓋変工は古代エジプトをはじめとして世界の複数の地域で行われていた(このことと関係があるのかどうかマングベトゥの遠い祖先は古代エジプトに求められるとの説もある)。
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