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アフリカのお母さんスタイルで赤ん坊を背負ったファンティの女性像。この像は首長の家の母系祖先像といわれ、高く結い上げた髪はファンティ女性の伝統的な髪形であり、子供を持つ(身分の高い)女性であることを表します。
大きな胸やおなか、がっしりしたお尻は、豊かな母性・多産・子孫繁栄の象徴。平たい頭部や首筋の輪状の紋様(健康、富、美の象徴)などは、近隣の民族アシャンティの彫刻とも共通する特徴です。
柔らかな曲線で描かれた母性美が魅力的なアフリカ彫刻の佳品のひとつ。背中の赤ん坊の像が透かし彫りになっているなど細部までしっかりと作られています。 |
・民族 |
ファンティ |
・原産地 |
ガーナ |
・原材料 |
木・ビーズ |
・サイズ |
44p×12p×12p |
・重量 |
750g |
・送料 |
ゆうパック:690円〜 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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ファンティ:ファンテとも。ガーナ沿岸部に住むアカン系民族であり母系家族構造を持つ。ガーナ中部に興ったアシャンティ連合王国としばしば対立し戦争を繰り返してきた。1868年にはファンティ連合というファンティ人の同盟を結成し、北方のアシャンティ連合王国、当時ガーナ沿岸部に勢力を伸ばしていたイギリスに対抗したが、内紛や主要メンバーがイギリス軍に逮捕されたことにより連合は1873年に崩壊した。
イギリスの勢力下に組み込まれていた時代、輸入綿布のアップリケで様々な軍旗を作り、それらはファンティ軍団のアサフォ軍旗(アサフォは戦士の意味)として知られ、アフリカのアップリケの中の代表的なものの一つに数えられている。
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